インコの発情対策
生き物だから、別に、「発情」したって、いいんじゃない?って思う方もいるかもしれませんが、発情が病気を誘発し、結果的に寿命を短くしてしまう可能性があります。また、発情することで、攻撃的にもなりますので、発情しないように対策することは非常に大切なことになります。
うちの子は発情しているのかしら・・・?
病気の例
鳥が発情する要因
などが挙げられます。
要因① 生活習慣の乱れ
自然界の鳥は、日の出とともに、目が覚め、そして、日の入りとともに就寝!スズメさんやムクドリも夕暮れになると、木に止まっていたり、カラスが山に帰っていたり・・・(笑)おうちの鳥さんは、どうでしょうか?うちでは・・・
にしています。5時頃、おはよ~って、鳥さん専用になってしまった部屋のドアを開け、掃除をしたり、ごはんやお水を毎日変えています。その後放鳥をしています。仕事の関係で6時じゃ遊ぶ時間がないわ~っていう方もいるかもしれませんが、そこは少しぐらい遅くなっても大丈夫です!理想は6時ぐらいを目安に、部屋を薄暗くしたり、移動させてあげたり、鳥さんを静かにさせてあげてください。にぎやかな部屋で明かりが煌々とついているような部屋において、人間とともに就寝していたら、きっと体を壊してしまうと思います。
人間と、鳥の歴史は浅く、犬は縄文時代から人間とともに暮らし、人間の生活に適合し、進化していきました。しかし、鳥はまだペット歴史が浅く、人間の生活には適合できていません。ですので、野生の鳥さんのリズムを崩さないようにしてあげてください。
要因② 暇
することがない。かごの中に閉じ込められて、おもちゃもない、あるのは、ごはんと水だけ・・・。人間でもおかしくなりそうですよね?鳥さんも人間と同様に、何か楽しみを持たせてあげてください。飼い主は、学校だったり、職場だったり、いろいろな人間関係があり、好きなものも食べられて、好きな趣味や好きなテレビも見れて自由ですよね。鳥さんはその自由はほとんどなくて、飼い主さんがすべてになります。愛鳥さんが暇で苦しめられないように、適度なゲージ内レイアウト、おもちゃをいれたり、適度に放鳥をしたり、鳥さんの人生(鳥生?)が楽しめるようにぜひともしてあげてほしいと思います。
要因③肥満
肥満は色々な病気を誘発する原因でもありますが、発情とも結びついているようです。果物などの糖分の多いおやつ、必要以上にあるごはん、高カロリーの食べ物などをなるべく控え、適正体重になるように、管理してあげる必要があります。
ごはんの量としては、体重の10%といわれていますが、食べこぼしの量も踏まえて、少し多めにあげるといいと思います!
オカメインコの例
というふうに最近発行された本には書いてありましたが、
実際は…
体重100g ご飯6g
がちょうどよかったです!少しずつ様子を見て、適量を探してくださいね!
病院の先生にも、シードよりも、ペレットの方が、肥満になりにくいとのことでしたので、ペレットも食べられるようにしたいですね。ただ、カラフルな色のペレットは食いつきがいい分、糖分も入っており、(はいっていないものもあります)おやつ程度にしてあげるといいと思います。
要因④平和すぎる
なんで?いいじゃないか?と思われると思います(笑)いつでも、ごはんが食べられて、天敵もいない!これは子供を増やすのにはぴったりだ!となるわけです(笑)
そこで、フォージングトイをおすすめします!本来なら、ごはんは探さないとないものですので、それをやってあげてもいいですね!
観覧車を回さないと、ごはんが取れない仕組み!ごはんは簡単に食べられないということを体験できます!
こちらは、ボールの中に穴があいていて、コロコロ転がすことで、ごはんが出てきます!穴の大きさ(難易度)は変えられます!
うちのオカメインコちゃんたちが発情しないのは・・・きっと3歳の息子が怖いんだと思います(笑)
要因⑤発情を誘発するおもちゃ
鳥型のおもちゃや鏡などに発情している子をよく見かけます。女の子だと、狭いところに入らせると、不安ですね。あと、背中は絶対に触らないであげてください。基本的に触っていいのはお顔だと思います。発情が激しい子だと、なんでも発情しちゃうので、そこまでいかないようにしたいですね・・・。
それでもダメな場合
色々やってもダメな場合は、お医者さんに行ってください。放鳥もダメ、愛鳥さんを見るのもダメ!ご飯はこれはあげちゃだめなど、適切な指示をしてくださいます。笑い話では終われない愛鳥さんの発情・・・。うちも、オカメインコメス二羽と、セキセイインコオス一羽がいます!発情は、命の問題にもつながるので、きちんと様子をみていきたいなと思います!