石ころアートの作り方とは?小さい子供でも簡単に作れるテクニック3選
石ころアートを作ったことはありますか?
私も4歳の息子と作る前となると記憶がないくらい昔だと思います(笑)
石ころアートは実は奥が深く、大人も子供も楽しめる工作です。
今回は3歳や4歳の年少さんも作れるテクニックをご紹介しながら、誰でも簡単にきれいに石ころアートが作れる方法をまとめています。

現役美術教師10年目です。4歳の息子と楽しく工作をしています。
誰でも楽しく工作ができるコツをまとめています。
石ころアートの作り方とは?
石ころアートは河原や海で自分の気に入った石を用意します。
次に絵の具などで色を自由に塗り、最終的にはニスを塗って完成させます。
石ころに色を塗るだけの非常にシンプルな工作です。
ですが、この石ころアート実は奥が深く、ハマると楽しい工作です。
学校の授業でも石ころアートは使えるほど、作りごたえのある内容になっています。
絵の具と言っても石ころアートをきれいに塗るのに適した絵の具もあります。
それでは石ころアートの奥深さを紹介したいと思います。
子供から大人までどっぷり楽しめる!
石ころアートと聞くと子供の石を使った工作かな?と思う人がほとんどだと思います。
でも、石ころアートは大人でも十分楽しめる工作です。
中でもアボリジニアートで石ころアートをすると、絵を描くのが苦手な人でも深い味わいの作品になると思います。
「アボリジニ」とはオーストラリアの先住民です。
彼らが描いたアボリジニアートは世界中から人気があります。
アボリジニーアートの代表的な描き方が「ドットペインティング」です。
このドットペイティングの技法で石ころアートをすると、とても面白いですよ。
アボリジニアートで石ころアートをするなら、他国の文化を体験する機会にもなりますし、図画工作や美術の授業でも十分学びの多い授業になると思います。
どんな絵の具が石ころには向いているの?
石ころアートで色を塗る場合、小学校の頃使っていた水彩絵の具、ポスターカラー、アクリルカラーや油性ペン、ポスカなどがあると思います。
ポスカは非常に手軽に均一に石ころを塗ることができるので、おすすめですが、色をそろえるのに少し費用がかかるのがネックかな?と感じます。
4歳の私の息子は保育園で油性ペンを使って石ころアートを作りました。
これはこれで可愛いのですが、石ころの地の色が透けて見えていました。
もっと可愛く作りたいという方には絵の具をおすすめします。
せっかく石ころは無料なので、なるべく簡単に楽しく石ころアートができたらいいかなと思うので、家にある絵の具でOKです。
石ころアートの小さい子供でも簡単に作れるテクニック3選
小さい子供と石ころアートをする場合、より簡単にきれいに作れたら子どもも満足してくれると思います。
失敗をして学ぶことは多いですが、どちらかというと成功体験をたくさん積んだ方が実は次につながっていきます。

石ころうまく塗れたから、もう1個作ってみようかな💕
今回年少さんの息子と一緒に石ころアートを作りました。
石ころアートが成功するコツを厳選して3つご紹介します。
ぜひ、楽しんで作ってくださいね。
ポスターカラーかアクリル絵の具がおすすめ!
小学生がよく持っている「水彩絵の具」は万能だと思います。
ですが、均一に同じ色を塗りたい場合この絵の具よりさらに優秀なのが「ポスターカラー」と「アクリル絵の具」です。
この2つの絵の具は均一に塗ることに向いているだけでなく、重ね塗りをしたときに下の色が透けません。
乾くスピードも速く石ころアートにはとても向いてる絵の具だと思います。
ポスターカラーとアクリル絵の具の違いは、耐水性です。
アクリル絵の具は乾くと耐水性になり、水にぬれても平気です。
そのため完成したときにニスを塗らなくてもOKなので、ニスの匂いが苦手な人はアクリル絵の具はおすすめです。
ビニール手袋とレジャーシートで無敵!
石ころアートでは手に絵の具が大量につきます。
大人の私は全然平気で、息子も平気だったので素手でやっていましたが、手が汚れたらその都度ウエットティッシュで拭いていました。
絵の具がついた汚れた手で石ころを持つと、予期せぬ色がついてしまう可能性もあります。
拭けばいいよという方は素手でいいと思いますが、拭く方が面倒だと感じる人や肌がデリケートな人はビニール手袋をおすすめします。
幼児用の小さなビニール手袋もありますので、ビニール手袋があるとお料理のお手伝いも簡単にできるので、おうちにあると安心ですね。
次にレジャーシートですが、こちらはママが安心して子どもと工作ができます(笑)
石ころアートを家で作る場合、机に落ちたらどうしよう。じゅうたんに落ちたらどうしよう。と心の中ではちょっぴり心配。
新聞があれば新聞を敷くのですが、我が家では新聞を取っていないので、レジャーシートがあれば繰り返し何度も敷いて使えるので非常に重宝しています。
ドライヤーできちんと乾かそう
ポスターカラーもアクリル絵の具も早く乾く絵の具ですが、子供の集中力は年齢が低いほど集中力も短いです。
年齢+1分と言われていて、うちの息子は5分…短い(笑)
なるべく早く完成させることが実は楽しくできるコツです。
ドライヤーでしっかりと乾かし、上から重ね塗り絵をしてサクサク作っていきましょう。
細かいところは実は筆で塗らず、つまようじや綿棒で目や鼻の穴など描くとやりやすいです。
簡単な石ころアートの作り方の動画
石ころアートの制作過程の動画を撮りました。
もっと丁寧に石ころアートの作り方を知りたい方はこちらの動画がおすすめです。
まとめ
石ころアートは簡単な割に存在感がある工作です。
子供の制作意欲をぜひ次に生かすために、親は子供に気付かれない形でサポートできるといいですね。
やりたいことはなるべくやらせてあげる。
作りたいという思いを大事にしてあげれば、「また作りたい」ってきっと言ってくれると思います。
また、一緒につくる親が楽しんでいるかという視点もとても大事です。
楽しいことをパパやママが楽しそうに作っていたら、もっと楽しくなると思います。
石ころアートで作品を作ることも大切ですが、親子の楽しい時間を作ることも大切なことだと思います。
それでは「石ころアートの作り方とは?小さい子供でも簡単に作れるテクニック3選」はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
楽しい親子工作を応援しています。