ポスター!簡単な文字の書き方!中学生におすすめ
現役美術教師です。教職歴10年!中学生のみなさんのポスター制作を応援します!ポスターの文字をどうやったら簡単に、しかもきれいにできるのかをお伝えしたいと思います!
夏休みに多く取り組まれるポスター!
ポスターには文字を入れるのが必須の場合もあるし、入れてはダメな場合、どちらでもよい場合があります。
ポスターを描く前に必ずポスターの「募集要項」を読み、自分の取り組もうと思っているポスターの文字について調べてみましょう!
この記事は中学生の学習内容を中心に誰でも簡単にポスターの文字入れができることを目標に書いています!
夏休みおすすめポスター一覧
最も簡単なポスターの文字の書き方
最も簡単なポスターの文字の書き方は「印刷」して「写す」です!
そんなことして良いんだぴか!?
印刷したものを写すなんて…なんだか悪いことをしているような気になる人もいるかもしれませんね。
文字は写してOK!
印刷したものをなぞって写しても問題がありません。
実は貼り付けてもOKです!
ただし募集要項に「貼り付けNG」の場合はできません。
今回は印刷した文字の写し方について紹介したいと思います。
自宅にプリンターがなくてもできますよ✨
ワングレード上!「透明水彩絵の具」
文字を印刷して転写(てんしゃ)しよう!
まずは文字の印刷をしましょう。
今は便利な時代になりました。
スマホで編集した文字もコンビニで簡単に印刷できます。
今回は「愛鳥週間」の「愛」を例に転写をしていきたいと思います。
転写ってトレース(なぞって写す)ことだぴ!
愛鳥週間の文字が欲しい人はここをクリックだぴ!
文字の写し方(転写)
シャーペンでもできるけど、鉛筆の方が断然早いよ~!
全部塗るとこんな感じ👇
マスキングテープは何でもOK!
セロハンテープだと画用紙が破れます。
セロハンテープしかない場合は、セロハンテープに指紋を付け続けると、粘着力が弱まり、仮止めに使えるぴ(笑)
すごく簡単にしかもきれいにポスターの文字を書くことができます✨
文字を写すことのメリット&デメリット
ポスターはやはり絵がメインだと思いますので、さほどデメリットはないかと思います。
でも一応デメリットもあるので載せたいと思います。
デメリット
イラストがメインと言えども、文字に装飾や変形をするのがやりづらいかもしれません。
でも、あまり文字が工夫しすぎていると絵と文字どっちが重要なの?とポスターの主張が分かりづらくなってしまうかもしれません。
文字はパッと見て目に入るような色にするのがおすすめです。
メリット
- 短時間で書ける
- 誰でも簡単に美しく描ける
誰でも簡単に美しく描けるのは最大のメリットですね!
文字がばっちりかけていると、ポスターの印象がぐっと完成度が高く見えます✨
逆にいくら絵がばっちり決まっていても、文字がふにゃふにゃだとポスターがしまりません。
ポスターの基本的な文字の書き方
印刷もしないし、できれば全部自分の手でポスターの文字を書きたい!という方におすすめです。
何の力も借りず、己の力の身で書く!文字の書き方を紹介したいと思います。
おそらく中学生のみなさんなら多くの人が学習している「文字のレタリング」についておさらいしたいと思います。
意外と文字のレタリングをする機会は大人になってからもよくあるので、一度書けるようになると、あなたの財産になること間違いなしです!
明朝体で書いてみよう
明朝体はご存じですか?
新聞や教科書など読みものの多くはこの「明朝体」で書かれています。
日本人なら必ず見たことのある文字のフォントです。
明朝体は特徴がたくさんあるので、他の有名なフォントのゴシック体よりもきれいに見えるでしょう。
明朝体の特徴はたくさんありますが、大きく分けて3つあります。
- 横画が細く、縦画が太い
- 横画の右端や曲がりかどに三角の「うろこ」というこぶがある
- 止め、はらいなど筆で書いた感じがする
では実際に書いてみるぴ
明朝体の書き方
明朝体を書き方を「愛」を例にご紹介します。
まずは文字の大きさを決め、正方形の枠を書きましょう。
今回は7×7cmの正方形にしました!
あまり書いたことのない人は正方形に補助線を書くと書きやすくなりますよ。
お手本がないと最初は書くのが難しいので、Googleドキュメントなどで文字を打ち、拡大してお手本にできます。
お手本を見ながら明朝体の3つの特徴に注意しながら書きましょう。
これで完成でいいのですが、もしもっと丁寧に書きたい場合は続きを見てください。
もう十分だと思いますが、さらに文字のバランスがいいか確認したい場合は⑤へ。
ここまでする必要はあまりないと思いますが、塗ってみて調整したい人はやってみてください。
文字を手描きすることのメリット&デメリット
長期的に美術に係りたい人や、美術の力を上げたい方にはメリットの多い工程だと思います。
やはりやった分だけ成長しますので、ぜひ苦労をして文字を書いてもいいですね。
メリット
- 文字の装飾、変形などが比較的やりやすい
- 文字のデザインという表現力が高まる
- 一度取得してしまえば、文字の装飾をするときに武器になる
デメリット
まとめ
ポスターの文字ってめんどくさいな。と感じている人もいたと思います。
ですが印刷さえできれば非常に簡単な工程です。
例え印刷をしなくても、文字のレタリングをコツコツすれば必ず自分の力になるでしょう。
多くの中学校で文字のレタリングは学習するので、予習にも復習にもなりますね。
私はポスターの審査員もしたこともありますが、文字を印刷して写したから選考外だとか、評価が下がるということはありません。
ただ、手書きで書いたのか、印刷かどうかは大体見たら分かります。
文字を写しても、レタリングしてもどちらもメリットがあるので、自分の時間と相談で決めてくださいね。
では「ポスター【簡単】文字の書き方!中学生におすすめ」はここまで!
中学生のみなさんの素敵なポスター作りを応援しています!
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