かわいいダイソー貯金箱工作!子どもと一緒に親子で夏休みに作ろう!
夏休み前のダイソーにはたくさんの子ども向けの工作商品がずらりと並んでいます!
あまりの可愛さに貯金箱のキットを全種買い、さらに一週間後にリピート購入をしようと来店するも、売り切れ(>_<)
ダイソーの貯金箱の工作キットは大人気なので、もし見つけたら購入するのがおすすめです✨
大学では小学校図画工作専攻。普段は中学生に美術の授業を10年教えている先生です。年少さんの息子とダイソー商品で楽しく工作をしています✨誰でも簡単に楽しく工作できる
今回年少さんの息子と一緒に作ったバス型の貯金箱の作り方の詳細をご紹介します!
年少さんでも、図工や美術が苦手のお父さん、お母さんでも簡単に楽しく作れる方法をご紹介します(#^^#)
かわいいダイソー貯金箱工作!全4種
貯金箱工作キットの木材は「桐」だそうです。
白くて軽くて扱いやすい木材だと感じました。
工作キットは、4種類全種で見つけることができましたが、どのキットもすでにカット済みで、色塗りに重きをおいて楽しめるように作られています。
キットの中に入っている参考作品はポイントを抑えないと、子どもでは、なかなか再現できないと思います。
工作キットの対象年齢は10歳となっていますが、4歳の息子もサポートをすれば十分楽しめる工作キットになっています。
中には、すでに売り切れている商品もあるかと思います。
「貯金箱キット買ったはいいけど、どうやて色をぬったらいいの?」「図工は苦手だったからどうやって親子で工作したらいいのか」などお悩みの保護者の方はお申し付けください。
バス型貯金箱
バス型の貯金箱です。
見本は緑色ですが、色を変えれば「救急車」「消防車」「ワゴン車」もできそうな形だと思います。
ナンバープレートや前方ライト、行先などはセットに含まれていません。
一週間後にダイソーに行きましたがほとんど在庫はなくなる人気ぶりでした!
家型貯金箱
家型の貯金箱です。
私が真っ先にかごにいれたのはこの家型の貯金箱です。
ままごとでは家は必須なので、貯金箱の用途以外にも子どもが楽しんで使える形だと思いました。
屋根の色や壁はどうする?
レンガのおうち?白いおうち?など比較的子どもがイメージしやすい工作キットなのもおすすめですね。
自分のおうちを作ってもいいし、夢のおうちでもいいし、結構夢あふれる作品になりやすいと思います。
こちらの家型貯金箱は一週間後には1つも販売されていませんでした。
ポスト型貯金箱
ポスト型貯金箱です。
お手紙を入れるのって貴重な体験ですよね。
うちの息子も文通している(字じゃなくて絵を送る(笑))相手にお手紙を投函するときは、非常にわくわくしていました。
実際にポスト型貯金箱を作成しましたが、「ゆうびやさん~♪ゆうびんやさん~~♪」と歌ってノリノリで子ども銀行のお金を息子はいれています(笑)
ポスト型貯金箱も大人気で一週間後には1つも置いていませんでした。
ロボット型貯金箱
ロボット型貯金箱です。
実は他の貯金箱は売り切れの中、ロボット型は売っていました(笑)
ロボット限定だと男の子に需要がありそうですよね。
ダイソーの貯金箱キットのいいところは色が塗られていないことだと思います。
ロボットのパーツをみると「ウサギ」「犬」は応用して作れそうだなと感じました。
息子はルンルンでロボット作る~と言っていましたが、見本通りでなく、色々な楽しみ方があると思います。
ダイソー貯金箱を子どもと一緒に親子で作ろう!
ダイソー貯金箱の説明書を見ると、必要最低限の情報が描かれています。
どうしたらきれいに塗れるの?コツは?
そこまでは記載されていません。
しかしながら、すべて木材は組み立てられるサイズにカットされ、お金を入れる穴や紙やすりまで完備されダイソー工作商品の中でもかなりコスパの良い商品だと思います。
今回、ダイソーのバス型貯金箱を見本に寄せながら息子と楽しく作成しました。
年少の息子も誰かに自慢したくなるような完成度に仕上げることができました。
簡単なのに上手にできるコツを美術の先生が解説したいと思います。
100円で入手したダイソー貯金箱キットですが、実は次欲しくても手に入らない貴重なキットでもあります。
子どもも楽しく、失敗はなるべく少なくするコツをまとめたいと思います。
実は普通の絵の具ではきれいに塗れない!?
絵の具を使う際は必ず下が汚れるので、新聞紙やレジャーシートを敷きましょう。
年少の息子はダイソーの子ども用エプロンをして制作をしました。
バス型貯金箱のキットの内容はコチラのようになっています。
若干木がけば立っているので、紙やすりで整えます。
あまりやりすぎると接着部分に隙間がうまれるので、軽く削るのがいいと思います。
今回絵の具は「ポスターカラー」を使いました。
小学生が使っている不透明水彩と呼ばれる絵の具は安くて万能ですが、「色むら」になりやすい性質があります。
今回は均一に同じ色を塗りやすい「ポスターカラー」を使いました。
中学生で使うことの多い絵の具ですが、乾いても水に溶ける性質なので、幼稚園児でも小学生でも何の支障もなく扱える絵の具です。
といえでも、絵の具は良く手につきます。
幼児用の手袋を使えば子どもも汚れることに躊躇なく制作できると思います。
細かいパーツはどうしても下がよく汚れるので、私はレジャーシートの上にキッチンペーパーを敷きました。
これで汚れても拭かないでキッチンペーパーだけ捨てればOKですね。
こちらは本当に年少さんの息子が塗った黄緑です。
上手く色を塗るコツ
- ポスターカラーを使う
- 広い面は平筆を使う
- 絵の具を混ぜる際はよく混ぜ、なるべく多めに作る
ホームセンターでよく12色600円くらいで売っている絵の具では均一に色を塗ることはかなり難しいです。
一方で1000円程度で売られている「ポスターカラー」は均一に色を塗るのに適した絵の具です。
筆もパレットもそろったセットもあります。
価格もさほど高くないので、一家にポスターカラーひと箱をおすすめします(#^^#)
他にも「アクリル絵の具」があります。
アクリル絵の具は乾くと水に溶けません。
なので、木工作品を塗ったあとニスによる加工はしなくても、汗や水分で取れる心配がありません。
アクリル絵の具デメリット
アクリル絵の具は非常に優秀で、様々な用途に使える絵の具です。
ただデメリットとしては「乾くと取れない」ので、幼児には少しレベルの高い絵の具かもしれません。
ですが耐水性にしようとしてニス塗をぬっても、意外と臭いので、ビニール手袋やエプロンをし、制作中は目を離さなけらば子どもでも「アクリル絵の具」もいいのかなと思っています。
筆は広い面を塗るなら「平筆」、円や直線ではない部分を塗る場合は「面相筆」があるとやりやすいと思います。
そんな子どもに画材は早いのでは?と思われるかもしれませんが、初心者(技術が身についていない人)ほど、適切な画材を用意する方がい上手くいきます。
中学生になったらほぼ全員使う筆なので、別に子どもの頃から使うのは教育にいいのかなと思います。
はみ出さないで塗るコツは「マスキングテープ」
子どもがまっすぐに筆で線を書くことはほぼ無理です。
大人でも難しい「直線」を簡単に美しく描く方法は「マスキングテープ」です。
かわいい柄のマスキングテープでOKです。
マスキングテープを貼れば、年少さんの子どもでもきれいに直線を塗ることができます。
しっかり貼らないと少し絵の具がはみ出してしまうことがありますが、バスのラインだけでなく、バスの窓もマスキングテープがあればきれいに塗れます。
この美しさ!とても年少がやったとは思えないですよね(笑)
でも準備やフォローを親がすれば難しいことも、実は簡単にできちゃうんです♪
色が塗れたら接着です。
おすすめは速乾ボンドです。
ボンドって乾くまでに時間がかかるから難しいと思いますか?
実は1分以内に接着できます。
速乾ボンドのコツ
- ボンドを塗りすぎず、表面についた余分なボンドを取る
- 30秒ほど手で木を固定する
よくべたべたにボンドを付け、1日も2日もボンドが乾くのを待っている人がいますが、それはつけすぎです。
ボンドは表面についている程度でOKなんです。
このようにぐっと手で押さえ、固定します。
もし、速乾ボンドよりも確実に、しかも一瞬で接着したい場合は「グルーガン」がおすすめです。
気持ちいいぐらいに一瞬に布でも木でも皮でも素材は何でもオールマイティに貼り付けられる奥の手です。
まとめ
ダイソーの貯金箱キットはすでに木材がカットされ、事前準備が少なくてクオリティの高い作品が作りやすいです。
絵の具なんてめんどくさいし、色鉛筆や油性ペンで塗ればいいのでは?と感じる人もいるかもしれませんが、実は急がば回れです。
ポスト型貯金箱を油性ペンで息子が塗りましたが、あまりうまくできませんでした。
細いペンで細かく何度も塗ることは子どもには難しく、繰り返し同じことをするのは飽きてしまうようでした。
絵の具だと実はたっぷりと少ない手数でキレイに塗れるので、子どもも真剣になって制作をするように思います。
今回ダイソーのバス型貯金箱を息子と一緒に作りましたが、息子は気に入っているようで、誇らしげにパパに診せていました。
普段の遊びの中でも消防車や救急車と匹敵する大ヒットのようで、今のところ毎日遊んでいます(笑)
用具や画材さえあれば誰でも簡単にきれいにぬれるので、小さいことから「ボクはできる!」という経験をし、「様々なことに自信をもってチャレンジできる子」に育ったらいいなと思っています。
それでは「かわいいダイソー貯金箱工作!子どもと一緒に親子で夏休みに作ろう!」はここまで!
夏休み親子で素敵な成長ができることを心より応援しています。