黒板アートの簡単に描ける描き方!入学式&卒業式や美術部におすすめ

黒板アートの簡単に描ける描き方!入学式&卒業式や美術部におすすめ

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小学校、中学校で入学式や卒業式に黒板アートでお祝いしている学校も多いと思います。

でも黒板アートってどうやって描くのかな?ちょっと難しそうだな…。

大丈夫です!

私は毎年中学生と一緒に入学式も卒業式も黒板アートを描いてきました!

大体30分から60分程度で黒板アートは完成します

私自身も中学3年生の卒業式の日に自分のクラスの生徒に黒板アートを描きました。

美術部の活動でも黒板アートを実施し、多くの反響がありました。

今回は初めて黒板アートをする生徒や先生、美術部で本格的に黒板アートをしたい生徒に向けてまとめた記事になっています。

 

黒板アートが誰でも簡単に描ける方法

紙に描くのと違って、黒板アートはとても大きいスペースに描きます。

全体が見えないため、バランスがとりづらく形が狂いやすいです。

また黒で描くのではなく白や色付きのチョークで描くので普段絵を描いている感覚とは違う見方で描かなければいけません。

美術が得意ではない生徒・先生の誰でも簡単に描ける方法や黒板アートがうまく見えるコツをまとめていきたいと思います。

 

プロジェクターを黒板に写してなぞる

プロジェクターが用意できるなら非常にスムーズに下描きを誰でも描くことができます。

学校にプロジェクターは必ず置いてあると思います。

プロジェクターとパソコンをつなぎ画像を黒板に映し出します。

あとは黒板に移った線をチョークでなぞっていけばOK!

文字もWordなどのソフトで作りプロジェクターに映せば、文字も簡単に描けちゃいます!

生徒と一緒に黒板アートをするときはもちろん、プロジェクターはなしです✨

黒板アートのコツをつかめば、見本を見ながら十分描けますよ!

 

黒板アートがうまく見えるコツ

黒板アートでは白いチョークで輪郭線を描くと思います。

暗い緑の上に白で絵を描くので、本来とは逆の明暗になります。

黒板アートの大前提

いつもは暗いところを鉛筆で描くのですが、黒板アートの場合は明るいところを描くことになります。

目とか髪の毛とか塗りたくなりますが、暗いところは描かないんですね。

下描きを描く際はなるべくチョークは薄く描き、後で明暗を考えながら面を塗るのがおすすめです。

黒板アートがうまく見えるコツは「指でこする」です!

指でこすることで簡単に色の濃淡(グラデーション)を作ることができ、クオリティがぐっと増します!

個人的な意見ですが、色は多くなるほど難しくなると思います。

意外と白単色で濃淡だけで表現し、文字のみを色付きにすると意外とかっこいいですよ。

でも、色を付けたい場合はチョーク自体そもそも色数が少ないです。

上手く見えるコツとしては「重ね塗りをし、指で混ぜる」です!

可能なら「パステル」を購入すると、色数は格段に増え、表現の幅が広がります。

 

 

ただし!パステルは黒板に線が残る可能性があるので、小さく試し描きをして翌日残っていないか、確認してみてください。

名残惜しいですが、できるだけ早く消しましょう。

黒板は絵を描く目的ではなく学習のためにあるので、原状復帰はきちんとしましょう。

 

 

入学式・卒業式・美術部におすすめな黒板アート

入学式や卒業式で在校生が黒板アートを描くことが多いですよね。

式の準備をする生徒、お掃除をする生徒…みんなで協力して準備をします。

今まで大体1時間目安で黒板アートを完成させることが多かったです。

中学生のみなさんは割と今はやりの漫画やアニメ、ゲームのイラストを描きたいというケースが多いです。

ですが、資料探しやキャラクターを描くのに専念してしまい、意外と時間内にクオリティの高い黒板アートを仕上げるのが難しいです。

黒板アートの担当になった場合はできる限り資料準備、アイデアスケッチは済ませておくのがベストです。

先生でしたら、できれば事前に生徒を1,2週間前ほどに集めアイデアスケッチをお願いしておくと安心ですね。

おすすめなのが、色画用紙で桜や葉っぱの形を切り、余裕があればラミネートし毎年使えるように準備しておくと華やかな黒板アートになりそうですね。

色画用紙以外にもお花紙で装飾するのもおすすめです。

予算の話になってくると思いますので、年度当初にぜひお花紙は予算に入れてもらえるといいと思います。

 

入学式・卒業式でおすすめなデザイン

入学式でも卒業式でも桜は定番です!

困ったら桜!とにかく桜を入れるのがおすすめです(笑)

他には春のイメージのするものや未来や明るいイメージのするイラスト描くのがおすすめです。

春のイメージのイラスト

桜、たんぽぽ、ツクシ、蝶、チューリップ、テントウムシなど

未来や明るいイメージ

虹、羽ばたく鳥、青空、雲、四葉のクローバー、風船、シャボン玉など
もし既存のキャラクターを入れたい場合は事前に資料を印刷しておきましょう。
タブレットよりも印刷が断然おすすめ。
黒板アート制作中は手が汚れるので、紙の方が安心だし、黒板に貼って見ながら描けるので描きやすくなります。

美術部におすすめな黒板アート情報

美術部で黒板アートに取り組むならぜひ「黒板アート甲子園」がに出てみてはいかがでしょうか?

黒板・ホワイトボードのメーカーの日学株式会社さんが主催しているコンクールです。

ジュニアの部(中学生)の場合R4年7月4日から9月2日が募集期間です。

アニメや漫画、著名人を描くのは対象外になっています。

プロジェクターや現物投影機で映して作成はNGとなっています。

中学生は高校生に比べて、あまり参加している学校は多くないように感じます。

ぜひ今年や来年の黒板アート甲子園に参加してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

黒板は普段「絵やらくがきはしないでね」となんとなく神聖な領域というか…(笑)

その黒板が大きなキャンバスになるのは、インパクトがあると思います。

素敵な文章、素敵な言葉も心に響きますが、美術を通して相手に思いを伝えることはメッセージ性が強いと思います。

もしかしたら、ずっと覚えていてくれるかもしれませんね。

卒業していく3年生の先輩、これから入学してくる1年生…みんな不安や希望を胸にすごす1日になると思います。

そんな彼に素敵な黒板アートを送れたらきっと喜んでもらえると思いますよ。

それでは「黒板アートの簡単に描ける描き方!入学式&卒業式や美術部におすすめ」はここまで。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

素敵な黒板アートになることを心から応援しています。

 

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